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題字「栃葉 - とちよう」の意味
はじめに、栃木とお茶を結ぶ素敵な題字をつけられないだろうかと考えておりました。
「目でみるのではなく心でみる美しさ」とはどんなことだろうと思いながら、栃木とお茶の意味を調べていくうちに辿りついたのが『杤葉』でした。
「栃」という字は異体字で「杤」と書き、「十(トオ)」と「千(チ)」が合わさり「万」となり「トチ」と読ませます。「茶」は草木の「葉」を煮出した飲料であり、「葉」はあい重なる時代、の意味もあります。「万葉」は多くの草木の葉や万世を指します。「万世」は限りなく、久しく続く世、万歳を示します。
私たち栃木県青年部員は、ひとりひとりがかけがえのないピース(かけら)で、若葉が幾重にも重なって力が増幅され、栃木県青年部を支え、盛り上げています。ひとりひとりがとても大切なメンバーです。その若く柔軟な力によって、栃木県青年部が長きにわたって進化、発展、繁栄し続いていくように願いをこめました。
私たちはまだまだ若葉が芽吹いたばかりですが、多いに学び芸に励み、「先生」という大樹に支えられ、清風にも、追い風にも吹かれていつか大地をつくる「源」となるような栃木県青年部になりたいと心から想います。
平成23年1月
題字「杤葉」は、猶有斎若宗匠よりご染筆頂きました。
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